【NZ】クイーンズタウンで出会った旅のパートナー
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91年製。2000ドルの愛車。

[col46][/col46] [col64]「もっと自由に行動したい!」
そんな理由から、ニュージーランドの南島にあるマウントクックで働いていた時に車の売却を検討していた日本人のSさんから買ったのだ。「少し古いけどエンジンは調子良いし、バッテリーも変えたばかり。WOF(車検のようなもの)も通してます。大きな車だから車中泊も出来ますよ〜」とのセールストークに僕の心は踊っていた。ニュージーランドには日本から多くの中古車がやって来る。そのほとんどは、20万キロを超えても当たり前ように現役で活躍している。購入時に年式は気になったが、走行距離が18万キロと短かったことも購入を後押ししてくれた。「これで思い切り”旅”が出来るぞ」[/col64]

 

観光客集うクイーンズタウン。

[col64]Sさんから「車は今クイーンズタウンに居る友だち預けてます」と言われ、僕はいずれ行こうと思っていたクイーンズタウンに向かった。クイーンズタウンはニュージーランドの中でも指折りの観光地だ。観光地というだけでなく、南半球にあり季節が真逆のこの地には、世界中からスキー・スノーボードのプロ達も集まってくる。そんな訳で一年中を通して賑わっている町である。マウントクックからクイーンズタウンまではバスで3時間半ほど。価格は$200弱。見事なまでの観光価格に僕の懐はますます寂しさを感じている。クイーンズタウンに到着したのは夕方。明日中には戻らないと仕事に間に合わない。僕に与えられた時間は既に1日を切っていた。[/col64] [col46][/col46]

 

[col46][/col46] [col64]クイーンズタウンは、繁華街を離れると急勾配な坂が至る所にある。目的地のSさんんの友だちミキが働くホステルまで息を切らしながら歩いていく。そう言えば南島にあるダニーデンと言う街には世界一急な坂があると聞いた事がある。いずれ行きたいと思っていたが、今回の旅ではダニーデンに行くことはなかった。日本だって30年以上生活しているのに行っていない場所が沢山あるのだから、ワーキングホリデーという限られた期間で全ての事を体験するのは至難の業。とは言え”世界一”の謳い文句は魅力的だ。きっと多くの観光客の心をつかむ事が出来る言葉なのだろう。[/col64]

 

[col64]ミキが働くホステルに到着すると、ちょうどミキが僕が購入する予定の車を掃除していた。「よく来たね!Sから聞いて車の掃除をしてたんだ。早速だけど運転してみるかい?」試乗は問題なく終了した。なぜならクイーンズタウンの急勾配な坂をパワフルに登って行く1991年製のmazda MPVの存在感に惚れたからだ。僕は四半世紀もの時間、そして国を超えて今尚動き続けるこの車でニュージーランドを旅してみたいと思ったのだ。試乗を済ませてミキと少し話をした。彼のお父さんは日本人で簡単な日本語が話せる事。Sさんとの出会いの背景やクイーンズタウンで何をしているか。バンドマンとして活躍してることも教えてくれ、暇なときにはストリートでパフォーマンスをしているらしい。「僕は他の所に移り住むつもりはないなあ」ミキからはクイーンズタウンに対する熱い想いが伝わって来た。[/col64] [col46][/col46]

 

[col46][/col46] [col64]勢いに任せてクイーンズタウンまで来た僕は泊まる場所を決めていなかった。その事をミキに話すと「だったら僕の家においでよ!」とわざわざ自宅に案内してくれたのだ。醤油や味噌など、日本の調味料を使ったミキのスペシャルディナーまでご馳走になった。旅で知り合った人の家に招待されるなんて経験は、人生で初めての経験だ。なぜ旅人に優しいのだろう。日本を離れてみて、異国文化に触れるたびに日本との違いに気づかされる。翌朝は折角のクイーンズタウンを観光してみたかったので、早朝にミキの家を出発した。ワカティプ湖を眺めた後は、ファーグバーガーで”世界一”と呼ばれるハンバーガーを食べ、スカイラインゴンドラに乗って頂上からの景色を眺めたあと帰路に着いた。行きとは違い今度はパートナーと一緒だ。[/col64]

Travel info

クイーンズタウン

人口は市内と市街地を合わせて5万人ほど。

一年を通して観光客で賑わっているが、僕が訪れた11月ごろは比較的観光客が少なかった。

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